温泉番付
温泉番付(おんせんばんづけ)とは、温泉地を大相撲の番付に見立てて格付けしたものである。
温泉番付が初めて作られたのは、江戸時代の寛政年間といわれている。当時歌舞伎役者の人気を相撲の番付風に格付けした、見立て番付が流行した。同じようなものが数々のジャンルに対して作成され、温泉番付もその中の1つとして作成された。そのランキングは効能の高さを元にランク付けされている。そのため、番付によっては温泉名の上に効能か記述されているものもある。番付の東西は、大相撲の番付の考え方と異なり、単に東日本の温泉は東に、西日本の温泉は西に番付されている。但し、幕内下位の西日本の欄には東日本の温泉が一部入っている。