硫酸塩泉:温泉関連用語集
温泉マーク
明治時代から、公衆浴場や旅館、赤線などの施設を示す記号として使用されていた。また、隠語として、さかさくらげとも呼ばれ、連れ込み旅館やラブホテルを意味する。
1960年代、旅館に温泉マークを使用することが禁止される。その後、序々に浴場を示すマークとして定着した。日韓併合時代からの影響で、朝鮮半島の旅館でも使用されていた。大韓民国では現在でも、温泉マークを旅館を表す記号として使用されている。
発祥説は主に3つある。磯部温泉発祥説、油屋熊八発明説、ドイツ起源説である。
1661年(万治4年)に、江戸幕府からだされた、上野国碓氷郡の農民の土地争いに決着を付けるため評決文「上野国碓氷郡上磯部村と中野谷村就野論裁断之覚」内の地図に二箇所、温泉マークらしき記号が存在した。磯部温泉は温泉マーク発祥の地の石碑が建っている。
温泉マークのUnicodeにおける実体参照コードは、♨(♨)である。温泉マークのUnicodeにおける実体参照コードは
、 ♨ (♨)である。
(Wikipedia: 温泉マーク )